本日は特に予定ないので、のんびりゴロゴロ。今週は、日曜に海外から成田に帰着して、月曜から仕事というのが疲れた。風邪気味でもあるのだが、これもなかなか抜けない。 DVDで購入したまま放置していた「ハンニバル」を見る。 フィレンツエ警察のパッツィ部長刑事は、カッポーニ宮の司書候補であるフィル博士が、ハンニバル・レクターではないかと疑いを抱く。この場面で、パッツィ刑事は自宅のPCからFBIの「The FBI's ten most wanted fugitives(FBIが追う10大犯罪者)」というページにアクセスして、ハンニバル・レクターの顔を見る。 映画で見た時は、気づく由もなかったが、DVDで見なおすと、このFBIのページに、今や知らない人はいない、「ウサマ・ビン・ラディン」の写真が映っているのである。知らなかったなあ。してみると、レクター博士以外は、実際のFBIのデータを使ったのか。 というわけで、早速、FBIのページにアクセス。映画の中では、この「10大犯罪者」ページにアクセスするにはパスワードが必要となっているのだが、実際には誰にでもアクセスできる。まあ、公開捜査なんだから当たり前と言えば当たり前だ。 で、この、「The FBI's ten most wanted fugitives」 のページには、ちゃんとUsama Bin Ladinが載っている。 こういう公式ページで、ビン・ラディンのプロフィールを読むのも、なかなか興味深い。1957年生まれで左利きなんだそうだ。身長は、6"4〜6"6となってるから、193センチから196センチくらいあるということになる。ずいぶんと背が高いんだなあ。 「ハンニバル」の映画の中では、パッツィ刑事は、ハンニバル・レクターにかけられた懸賞金のページにインターネットでアクセスするのだが、FBIのページによると、ビン・ラディンにもアメリカ政府によって5百万ドルの懸賞金がかけられていることがわかる。およそ6億円相当。もっとも、本人がアフガニスタンに潜んでいては、有効な情報などはもたらされるはずもないのではあるが。 余談だが、この10大犯罪者のページに載ってるのは、いかにも粗暴な、「born to be wanted」みたいなのがほとんど。ラディンは、腐っても王族だけあって、ちょっと印象が違う。 しかし、「JAMES J. BULGER」なんてのも、一見、温厚な紳士風である。手配内容を見ると、彼は組織犯罪のリーダーで、何件もの殺人に関係があり、おそらくナイフで武装している危険人物だと書いてある。反面、全世界を旅行して、女性を同伴して図書館や歴史のある場所によく現れるなんて書いてあるから、単なる粗暴犯ではなく、金もあって、案外優雅な逃亡生活のような印象だ。まあ、犯罪者もピンからキリまであるもんだ。 ということで、DVDの途中でFBIのページに寄り道して、日記まで書いてたのだが、これからまた「ハンニバル」に戻る予定。 |