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1998/11/21 今ごろ「タイタニック」をビデオで見る

さすがに昨日は酔っ払ってたので、日記もええかげんな事書いて終わってますな。題名も考えて見ると、変だったなあ。やっぱり酩酊して書くとロクな事がない。はは。今朝は、ちょっと二日酔い気味でお目覚め。10時半頃から車で出かけたが、これが失敗で、高速があちこちで混雑している。かなわんなあ。

あちこちブラブラして、とある本屋に入ると、昨日発売の「タイタニック」のビデオが山積みになって売っている。出荷が間に合わないなんて言ってたが、あるところにはいくらでもある。映画館では見てない。しばし思案したが、値段も大した事ないし、結局、購入。

部屋に戻って、さっきまで見てたが、えらく長い。もっともこんな長尺でも、途中であんまりダレないのは、脚本と監督の力と言うべきだろうか。なかなかよく出来た映画だ。もっと短くもできるとは思うけど。

ジェームズ・キャメロン監督は、もともと海関係の特撮が得意だから、息を呑む映像があちこちに出てくる。エキストラも含めて、それはそれは金がかかったろうが、それだけの価値はあったと言えるか。

ディカプリオについては、特に積極的な感想は無し。と言うか、悪口言うと熱烈なファンから抗議のメールなんか貰ったりするような気がするから。はは。ま、無難にやってるんじゃないでしょうか。<いつになく弱腰ですな。

ただし、ローズのフィアンセ役が、あまりに平板な悪役なんで、それに助けられてるような気がせんでもない。あそこに、悪役でも、もっと魅力的な男を持ってきてたら(配役の妙味を増すには、実はそうするべきなのだが)ディカプリオもかすんでしまったんじゃないだろうか。<ディカプリオかすませたら商売にならんっちゅうねん。<ま、そりゃそうだ。

ヒロイン、ローズ役のケイト・ウィンスレットは、なんだか時々アングルによってはえらく太ったオバサンに見える時があって、このキャスティングには、ちょっと疑問を抱いた。ま、映画は当たったんだから、勝てば官軍、それでいい訳なんだけど。