MADE IN JAPAN! 過去ログ

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2002/03/17 あら輝

夕方から、上野毛の「あら輝」に。まず、おまかせで切ってもらう。

明石のタイ。3キロ以上あったとか。ここまで大きくなると、皮目は湯引きではなく、火で軽く炙ってある。かすかに香ばしい香りが、甘い上品な脂に溶ける。実に秀逸。新橋の「しみづ」でも、ここまでのタイにはお目にかかったことはない。もっとも、いつも手に入るとは限らないのだとか。やっぱりねえ。

タイの肝と真子の煮付けも一緒に出してくれる。これまた美味なり。アワビ。九州産。小さいが旨み十分。玉子。エビのすり身入り。酢飯無しでおつまみに。平貝塩焼き。軽く炙ることによって、旨みが凝縮したようで結構。

赤貝。スミイカゲソを炙って。トリ貝。旬の最初だが、ビロードのような身はフカフカして、なかなか立派。ヤリイカ。子持ちの小さなのを煮つけて。これも大変に美味なり。

ここからお茶に切り替え。おまかせで、握りが次々に出てくる。相変わらず、赤酢を使ったシャリは秀逸。

オコゼの肝乗せ。軽い脂に濃厚な肝が実によく馴染む。コハダ。軽い〆方が秀逸。赤身X2。本日のマグロは和歌山沖で上がったのだとか。中トロX2。ごく上品な脂で、実に結構。

スミイカ。ハマグリ。小蛤を煮た後で、シャリの上に沢山載せて。たいへん美味い。サバ。季節はもう終わりだが、韓国は済州島で上がるサバだという。 カスゴ。春の香り。アナゴX2。カンピョウ巻で〆。どれも美味く、実に堪能した。