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仕事のほうが、ちょっとバタバタして、更新２日お休み。昨日の夜は、早く帰るつもりだったが、予想外に手間取って、会社出たのは８時頃。腹も減ったし、思いついて、「新橋鶴八」に電話してみると、席は空いてるという。弟子店の「しみづ」のほうは、当日に電話すると、まず満員で、入れたタメシが無いのだが、こちらはキャパに余裕があり、割と空いてる場合が多いのが便利。 日本酒を冷で飲みつつ、まずツマミ。カレイにシマアジ、アワビ塩蒸し、サバ、ハマグリ。「しみづ」が繊細で軽やか、しかし深い味わいだとしたら、こちらは重厚で剛直、かつ深い味がする。切りつけの具合や、量の違いも、もちろんあるのだが。 握りに移行して、中トロ、コハダ、アナゴ、カンピョウ巻。どれも結構。つみれ汁も美味かった。 ここの親方は、いつもぶっきらぼうで、弟子をガミガミ怒ってるのだが、実は結構細心なところがあり、客にも気を使っている。叩き上げの職人だけあって、誰にでも愛想をふりまくのは苦手で恐そうにみえる。しかし、お客が帰る時には、晴れ晴れした笑顔を見せるという、実に正直で単純なところもあって、仕事ぶりとも合わせて、慣れてくると、実直で真面目な人柄が分かるのであった。 |