昨日の夜は「しみづ」。立てこんでいるので、6時半までとの予約で入ったが、5時の開店と同時に6席が埋まる。ヒラメもシマアジも無かったが、タイが素晴らしい。まず刺身で。腹身のところは軽く炙って塩で。次にタイの昆布〆。細切りに塩昆布をまぶして。 アワビ、タコと食べた後、タイの腹身と皮の酒蒸し。皮にも脂が乗って実に美味い。サバの焼き霜、煮ハマグリでツマミは終了。お茶に切り替えて、まずタイを1貫だけ握ってもらう。本日は、タイ尽くしだが、実に美味い。中トロ、コハダを2貫づつ。いつもならここでアナゴとカンピョウ巻であるが、ちょっと趣向を変えて最後にアナキュウ巻きを。これも、半分は山椒塩、半分にツメ塗ってくれるが、なかなか結構。しかし、やはりアナゴは握りで食べたほうがよかった。最後は、やはりカンピョウ巻だな。と、後で反省。はは。 この店に通い出した頃からいた、歌舞伎役者のような目鼻立ちした若い下働きの弟子は、このところ顔を見ないと思ったら、辞めてしまったとのこと。寿司屋の修行も厳しいのだろうなあ。 新橋からタクシーで帰宅。いつの間にやらそびえ立った汐留の超高層ビル群を見ながら、運転手と雑談。テレ朝や電通が移転してくるから、タクシー券の客が増えるのではないかと聞くと、すでに新橋界隈はタクシーが溢れてるからと懐疑的。しかし、TV局も電通も、タクシー券の客が多いのは事実なんだだそうだ。この不景気に、豪勢な話だ。メディアでは、NHKや朝日新聞も、タクシー券の利用が多いらしい。しかし、新聞社でも、サンケイや毎日は渋くて、券に5000円とか3000円とか制限ついてたりするのが多いとは運転手の弁。まあ、経営状態にもよるんでしょうな。 今日もゴロゴロのんびりした休日。夜は、久々に寿司屋の新店開拓を行う予定である。 |