夜はいつもの「しみづ」。席につくなり親方は、「仙台から堀内さんのページ知ってるというかたが見えましたよ」と。仙台というと、寿司紹介ページが素晴らしい、J-CHANNEL!のMASUDAさんしか知らないのだが。奥さんの言うにはお寿司屋さんだとのこと。あっ、そう言えば、J-CHANNELのホームグラウンド、仙台「小判寿司」の親方が東京に来ると書いてあったような。名刺を見せてもらうと、ああ、そうそう、ページで何度も拝見した「鞠古さん」この難しい名前。やはりその通りだった。仙台に行った時は、是非、文化横丁を訪問したいもんである。 白鷹を常温で。付きだしは菜の花。ショウガは、もう新ショウガなんだとか。本来は5月過ぎからの産物だが、ハウス栽培なり温室栽培なりで、商売とあらばいくらでも早く作る農家があるとのこと。繊維はほとんど歯に触らない軽い食感。酢がかなり効いているのだが、これが清々しい。 まずヒラメ。次いでスミイカ。塩で食べるとあっさりして美味い。平貝を炙って。子持ちヤリイカ。タコの桜煮。今がちょうど最高との赤貝。タラ白子はホイル焼き。ハマグリも貰う。このへんで握りに。 マグロは油津だと親方。後で調べると宮崎日南の港。脂は乗っており旨みは十分。シャリの具合も実に結構。コハダは広島の呉。肉厚でしっかりした〆によく合う。ここで、カスゴを1貫だけ。白身に軽い酢が効いてホロっと崩れるところが美味い。アナゴはいつも通り1貫は塩、1貫はツメで。最後にカンピョウ巻。海苔はあいかわらず素晴らしい。カンピョウは、やや固めの煮上げだった。寿司を堪能して店を出る。 |