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昨日の夜は、いつもの「しみづ」巡回。店に入るとお弟子さんのダイスケ君が、フジタ水産の藤田さんからこのページを印刷したのを読ませて貰いましたよえと。店にまでフィードバックがゆくとウカツなことは書けないな。はは。 日本酒常温でツマミはおまかせ。カレイは２種。どちらも初夏の香り高い上質な身。美味し。久々に塩だけで茹でるタコが戻ってきた。横須賀産だというが身がほんのり桜色。エビを餌にしたよいタコは塩で茹でるだけで色が出るのだとか。歯応えも十分で香りがまた素晴らしい。身を揉むのも親方自らがやってるとか。なるほどねえ。 アワビも久々の大原産。これまた馥郁たる香りが素晴らしい。アワビの煮汁煮凝りもちょっと頂く。シマアジは、身が大き過ぎて最初は包丁が入らないほどだったとか。養殖ではこうはゆかない。何日か熟成したとのことだが、あっさりした脂の乗りが素晴らしい。シャコとアジもツマミで。ハマグリはもうシーズン終わったとのことで残念。 握りに移行。マグロは四国沖の小型。小さなマグロをチュウボウと称する。２ちゃんねるに書きこみばかりしてるバカのPCなら「厨房」と変換されるところである。ははは。さっぱりの軽い脂だが、しっとりとして旨みは十分ある。これはこれで素晴らしい。コハダはまた産地を変えて、今度は１貫づけの小さいのに。そろそろ当歳のコハダも終わりに近づいてきた。初夏になったら新子の季節である。カスゴを１貫。アナゴは相変わらずしみじみ美味い。最後の巻物は、トロ鉄火とカンピョウと半分づつにしてくれた。いつも素晴らしいが、昨日は特に充実していた。 本日はのんびり起床。終日グータラ過ごす予定。 |