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火曜日の夜は、築地の「つかさ」で一杯やったのだが、感想を書き忘れていたので遅ればせながら。 蒸し暑かったので、まず恵比寿ビールを１本。ツマミはおまかせで。カレイは名前を失念。確かイシカレイか。本日締めたばかりとのことだが、歯ごたえよく旨みもある。シマアジも上質。白鷹常温に切り替え。 ツマミに切ってきた中トロは旨み十分。続いてマグロ頭肉の燻製。桜チップで燻したばかり。本当はこれから冷やすと身が締まってまた美味いとのこと。しかし、このままでもマスタード風味のタレが旨みが凝縮したマグロのコクとよく合って美味い。カツオは身を切って見せてくれたが、脂も旨みもイマイチとのことでそのまま冷蔵庫に。ムギイカ印籠詰めは中につめた酢飯が美味い。大原のアワビ。香りは昨日仕入れた小さな三陸産のほうが凄かったとのことだが、凝縮した旨みがある。子柱も爽やかな初夏の香り。 入店してから１時間ばかりお客は私一人。昨日は満員で何人もお客さんを断ったのですが、平準化しなくてと親方。まあ、それが水商売と言えばその通りなんであるが、連日満員の「しみづ」は、いったい毎日何名のお客さんを断ってるのやら。しかし、最近この店にも、やたら寿司に詳しい客が、時折１名で現れるとか。地味な店だが、だんだん知名度が上がっていよいよ寿司マニア出現か。ははは。 「さわ田」「あら輝」など、最近行った寿司屋の話をしながら握りに移行。シャリの具合はなかなか結構。煮切の具合もよろしい。マグロ赤身は旨みとコク十分。腹の脂がある部分もシャリとの具合が美味い。コハダ、赤貝、橘印のウニ、アナゴなどどれもよかった。カンピョウ巻をもらって〆。海苔はすきやばし次郎と同じブランドだという。ただ、さすがに毎日炭で炙るまでは手が回らないのはしかたない。 |