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昨日の夜は、銀座新富寿司。半年ぶりくらいだろうか。予約無しで訪問したが、折りよく席は空いていた。冷酒を頼む。種ケースに並ぶコハダはまだ大きいもの。新子はまだ入れてないようだ。 白身は、ヒラメ昆布〆かシマアジと言われ、シマアジを。口にした最初は悪くないが、後がちょっとクドイ脂。アジは酢アジを頼む。これは悪くない。アワビもかなり色濃く煮て味がついた古い仕事。香りはないのだが、昔はこうだったのだと思いながら食べると、これはこれで一興。カツオを頼もうと思ったが、種ケースのイワシが綺麗だったのでイワシをツマミで。これも塩を当て酢〆にしてあるが、なかなか結構。このへんで握りに。 まず中トロを２貫。これは予想外に（といったら失礼だが）コクと旨みがあり悪くなかった。鮎は酢〆で１貫。ごく軽い脂が酢飯によく合う。コハダも１貫。アナゴを２貫。色濃く煮上げてありツメも濃いがスッキリした酢飯とよく合う。もともと小さな握りであるが、酢飯の量は、前からこんなに少なかっただろうか。最後にカンピョウ巻で〆。醤油が必要ない濃い味付けのカンピョウ。１時間ちょっとの滞在で１万３千円。ツマミを頼み過ぎると勘定は２万円超えたこともあるが、普通に食べればなかなかリーズナブル。店が涼しいのもこの季節には結構。 |