昨日の夜は「しみづ」。「秋鹿」常温でツマミから。九州から来たタイは腹身の脂の乗りと旨みが素晴らしい。アワビもまだそこそこ立派な大きさ。戻りカツオは芥子醤油で。ワラで炙った香りが素晴らしい。サバは皮目を焼霜にしたものと〆ただけのものと両方。漬け込みのハマグリも身がふんわりとしてきた。 親方は先日、「さわ田」を訪問したらしいが、「いや、なんかずいぶん高そうな店になってましたね(笑)」と。しかし、素材を供する時のプレゼンテーション技術には天性のものがあるとひとしきり感心していた。この店も赤いビロードの椅子に変えたら、と冗談で勧めると、「ひとりあたり5000円ずつお勘定高くして変えますか(笑)」とのこと。やはり変えなくてもよい。はは。 本日は珍しくカマスの押し寿司を作ってあり一切れもらう。実に上品な脂が美味い。炭火でジュっとやると「さわ田」風だが、事前に皮目は炙ってあるとのこと。お茶に変えてから、マグローコハダーアナゴーカンピョウと握ってもらっておしまい。種も酢飯の具合も素晴らしい。ホロ酔い加減で店を出て、キムラヤに寄って帰宅。 |