昨日の夜。会社を出たのは9時ちょっと前。試みに「しみづ」に電話したら珍しく空いていた。お客さんからの電話を嫌というほど断り続ける夜もあれば、なかなかカウンタが埋まらない日もあるのだとか。遅い時間の急な電話だったが、空いてる時にようこそと。 一番奥の席にはやたら賑やかなお客。「新橋鶴八」でも見かけたことがあるノンフィクション作家のS氏。最近読んだ著作のプロフィールによるともう50代後半のはずだが、とてもそんな年には見えないな。それにしてもずいぶんと陽気な酒。 いつも通り日本酒を常温で頼めば、ツマミは何も言わずとも次々に。あちこち寿司屋を巡り回れども、結局はこの店のカウンタが一番落ち着く気がする。 白身はタイとヒラメ。早いものでそろそろヒラメもシーズン終盤。タコ、シャコ、ヤリイカ煮つけ、平貝炙り、ミル貝、赤貝ヒモなど。遅いお客も少なめで、店も定時で終る準備など。私もお酒は2本で切り上げ。 握りのほうも注文せずともいつもの順序で。マグロは脂の具合を変えて3貫。カスゴX1、コハダX2、アナゴX2、カンピョウでおしまい。 |