本日は、思うこと立花夫妻、LION氏を誘って、前から約束してた築地「つかさ」オフ。 LION氏とは何年ぶりだろうか。立花夫妻と一緒に色々と積もる話(?)をしながら日本酒を常温で。久しぶりでも、ネットで動向を把握しているとあんまり久しぶりに感じないのが不思議なところ。 つきだしはシャコツメ。おまかせでツマミ。まずはヒラメ、カツオ、シャコ。ヒラメは脂は薄くなったものの実に上品であっさりした旨み。カツオはもう本当に春の香りがする。シャコもなかなか立派で柔らかな身。ホタルイカも春の味。芥子醤油で。 赤貝は生臭さのまったくない爽やかなもの。マグロ頭の身スモークと茹でたての車エビは、これまた素晴らしい。LION氏は携帯で写真を撮りすぐに自分のPhoto日記にアップ。平貝炙りは香り高く繊維の噛み応えがまたよい。スモークしないマグロ頭の身も脂が上質で美味し。親方もあれこれ種について解説してくれる。 適当なところでお酒は切り上げて握りに。スミイカはもうかなり分厚い身だがパキパキ感が素晴らしい。LION氏はさすがに寿司の本場、江戸下町出身らしく、「酢飯が美味い」とすぐに気がつく。トリガイはまだ身も旨みもやや薄いが、これまた初春の香り。我々が入店してから昆布を当てたヒラメ、マグロの頭の身スモーク、同じ部位の生など次々と。スモークも酢飯と合わさるとツマミとまた違った風味が生まれる。 アジは軽い酢〆。昔は酢〆した種でも、流通の整った今は生で当然。しかし、逆にちょっと酢で〆るとレトロでなんだか美味い気もしたり。コハダはまだ軽い〆だったがこれもまた結構。ウニは軍艦巻で。脂はやや軽いがなかなか美味い。アナゴもしっとりふくよか。苦しい時期だが、頑張って仕入れているのが分かる種。 最後は巻物連発で。マグロ、イカの中巻き、赤貝ヒモキュウ巻、アナキュウ巻、カンピョウ巻など。ひとりだとそんなに巻物ばかり食えないが、分けて少しづつだと結構食えるもんである。飲んでしゃべって美味い寿司を堪能して。築地駅近くで3名と別れタクシー帰宅。実に楽しい夜だった。 |