昨日の夜は「しみづ」。土曜日に来るのは久しぶり。いつもお会いするAご夫妻と隣り合わせ。寿司種談義などしながらお酒は常温。暑くなったら冷酒でもいいのだが、まだまだ外は三寒四温。ツマミはおまかせ。まずヒラメとタイ。タイは軽く塩を当ててある。どちらも美味い。タコは桜煮。シャコの煮びたし。目の前でミル貝を捌いているのを見ていると、貝殻の大きさに比較して水管の部分は実に小さい。大部分を占める内臓は捨てるのだとか。 平貝は炙って塩で。ミル貝と赤貝ヒモ。どちらも新鮮で結構。赤貝ヒモを見ると、いつも「MIB2」に出てきた宇宙人の赤ん坊を思い出す。外見からすると、アメリカ人なら到底食べることは不可能だろう。でも日本人の私は大丈夫。 アオリイカにアジ。アジは脂が乗って旨みもある。鹿児島産だとか。コノワタの塩辛もらってお酒フィニッシュ。握りはいつものコース。マグロは珍しくかなり脂のある部分を連発で。オボロを挟んだコハダが美味し。カスゴは口中でホロホロ崩れて溶けて行くような淡い脂。隣の席に海苔巻が出るだけでも香ってくる海苔が素晴らしい。 ホロ酔い加減で店を出る。急ぐわけでもなし、駅からバスでのんびり帰宅。 |