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2004/05/22 寿司記録

寿司屋の記録を忘れていたので備忘まで。

水曜の夜は、築地「つかさ」で一杯。

冷酒を頼んでまずツマミ。マコカレイは歯ごたえよく香りもよい。皮目を軽く炙ったカツオは背節。脂はやや薄いが旨みはシッカリあってこれまた爽やかな香り。小柱も結構。カレイ縁側、酢アジ、茹でたての車エビなど美味い。

おまかせでいくつか握りを。アオリイカ、マグロ赤身、大トロ、マグロ脳天、コハダ。アナゴは塩とツメで。最後は中トロ鉄火巻。マグロの酸味が海苔の風味と酢飯に実によく合う。親方は相変わらず明るく気さくな対応で実に居心地のよい店。

木曜の午後はずっとセミナー出席。そのまま直帰の予定だったが、「しみづ」が今日から営業再開だったことを思い出して電話。7時半までなら空いてるとのことでさっそく入店。

お休みに行ったという香港旅行のことなど聞きながらお酒を常温で。空豆がお通し。タイガーバーム・ガーデンはもう無いとのこと。私が香港行ったのは、遥か遠い昔だが、最初に見た時はびっくりした。悪趣味を中国風味にしたらこうなるという実例を眼前に展開してくれる、実に珍奇な香港名物であったがなあ。

休み明け、台風も来てるという悪条件だが種札は充実。むしろそういう時のほうが種揃えるのに気合が入ってあちこちに電話かけまくってたと親方。築地だけでなく産地から直接入れてる種もあるそうだ。白身はフッコにマコカレイ。フッコは脂にやや独特のクセのある魚だが、なかなか美味い。皮目を軽く炙ったシマアジもツルンとした歯ざわり上質な脂。カツオ、アワビ、タコ、キス昆布〆など、どれも結構。

握りは、マグロの1貫目、かなり脂のある部分がシットリした旨み、香りもあって実によかった。コハダ、アナゴもいつもながらよい。烏杜神社にお参りしてからタクシー帰宅。

台風が過ぎ去り、昨日の午後は真夏のような天気だったが、今日は一転して肌寒い。あんまり外出する気がしないなあ。