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昨日の夜は「しみづ」。土曜に来るのはずいぶん久しぶりな気がする。いつも通りまずツマミから。白身はカレイ。新イカのゲソを軽く湯にくぐらせて。まったく癖のない爽やかな甘さだが、小さいながら生意気にもちゃんとゲソの歯応えあり。タコ、シャコ、トリ貝、アジ。ツブ貝は生臭さのまったくない清冽な甘さと歯応え。アワビも相変わらず旨みの固まり。お酒がちょっと余ったので赤ウニも少しもらう。香りがよい。 握りに移行。マグロは北海道。握りで２貫。マグロ筋目の「ひっかき」をぐい飲みに入れた酢飯に載せて。これは海苔と一緒でも合うなあ。カマスの押し寿司を一切れ。コハダは前回同様２枚づけだが身が次第に厚くなってきた。アナゴもいつも通り塩とツメと１貫づつ。カンピョウ巻も実に結構。勘定済ませる時分には、突然の激しい夕立。これで涼しくなるとよいのだが。傘を借りて店を出る。 |