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２日午後は特段予定なかったが、ふと気が変って本日より営業の「しみづ」に電話。新年は２日３日と通しの営業。３時からなら空いてるとのことで入店。年末も会ったばかりなのでなんだか妙な気分だが、本年もよろしくとご挨拶。 お屠蘇かわりにとシャンペンがふるまわれる。お通しに大根とカラスミ。白身はアラ。表面を軽く炙って。脂に独特の癖があるが香ばしい香りがして旨い。ここで日本酒常温に切り替え。 ５年前に開店した最初の１年間は１日も休み無しで営業したが正月３ヶ日だけは休んだ。これが心残りで、今年は初心に戻って正月も営業することにしたのだと親方の正月営業の解説。通しの営業なので途中でご飯を炊いたり酢を合わせて切ったりするのが面前で見れて面白い。 タコはなかなか立派なもの。トコブシも香りは夏場のアワビには敵わないものの旨みあり。サヨリは軽く塩をした一夜干しを炙って。お酒にも合うが、これで朝飯なんか食べると美味いだろう。アラの頭と中落ち部分を白菜と炊き合わせて。ゆず胡椒が添えてあり自分で醤油かけて食するが、ゼラチン質と脂が美味い。トリ貝があるのが不思議だが大ぶりでぶ厚く甘味もある。赤貝とヒモ、ミル貝炙り、ウニなどももらってお酒を２本。 仕入れのことについて客である我々シロウトがどうのこうの言っても始まらないが、ラインアップは普段とやや違うもののどれも悪くないのが実に不思議かつ素晴らしい。握りはマグロ、コハダ、アナゴ、カンピョウ巻といつも通り結構。０５年の充実した寿司初めを終えホロ酔い加減で帰宅。 |