日曜夜は西大島「與兵衛」訪問。お酒はまず「十四代本丸」。今年になって予約の電話が増え忙しいのだという。「消える寸前のロウソクの輝きです」とは親方のジョーク。 最初のツマミの皿。エビ頭、煮ホタテ、スミイカイカゲソ、牡蠣煮びたし、アナゴ肝煮、白子。白子は出汁で煮含めた上で軽く煮切を。「つかさ」でもお会いしたことのあるI氏ご一行がカウンタに。もう一組のお客さんも常連でノリが軽く、親方の冗談も快調で大いに賑やか。 お酒は「明鏡止水」「酔鯨」と切り替え。ツマミをもう少し所望して、ヒラメ縁側甘酢、ヒラメ胡麻醤油ヅケ、イワシ酢〆炙り。どれも結構。 握ってもらうタイミングでお茶を。中トロ握り。いつもはヅケを炙ってから出すが本日のは炙りに向いてないとのこと。赤身ヅケは相変わらずネットリとした旨み。ヒラメ甘酢、スミイカ、エビ、シマアジ。サヨリ、コハダ、サバ、イワシ(炙らず)と光物が続くがどれも素晴らしい。平貝は軽く醤油をくぐらせて。ハマグリ、アナゴ、最後に玉子で終了。毎回毎回旨いと書くのが面倒になるほど安定したいつもの美味さである。 |