会社帰りに時間が空いたので電話して入店。新潟に寿司ボランティアに行った時の話など。受け入れ側の準備も大変で行ったほうが恐縮したことなど。山本マスヒロ氏の肝いりらしい。時折お見かけする常連のご夫妻、最多来店記録某氏もカウンタにおられて実ににぎやか。 お通しはホタルイカ。タイはネットリとした旨味が素晴らしい。アオリイカは細かく包丁を入れて。キスは塩昆布と合える。アワビもなかなか立派。先日「はま田」が買ったという特大のマダカアワビの話などしながら。また月曜に関内訪問予定らしい。平貝は軽く炙って香ばしい。アジは脂が乗ってシットリした旨味。赤貝ヒモ、ミル貝、青柳炙りと貰う。 この辺で握りに。マグロは中トロ。コハダ、アナゴ、カンピョウ巻と。種札にはトリ貝はなかった。カツオも先日種札だけは見たが、まだあんまり気に入ったのが無いようだ。隣のキャリア・ウーマン風2人連れは、飲むでもなく食べるでもなく延々とお互いに話ばかり。小さな店だから、腰を据えて酒ばかり延々と飲まれても困るだろうが、喫茶店でもないのだから、お茶だけで長居するともっと困るだろう。 金払う客だから何してもいいのではない。店と客の利害関係が相反する面は多々あるが、それでもなお、お互いに迷惑かけないように落としどころを見つけてゆくことは可能だ。しかし別に卑下することはない。だってお金払っているのだもの。問われるのは大人の判断と行動だ。そしてそれが店と客との良好な関係を維持させる秘訣だと愚考する次第であるが。 |