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帰宅途中に思いついて、築地「つかさ」で一杯。前回お会いしたI氏とまたも同席。月火とネットから離れてたので、弁いちさんが「しみづ」訪問の感想をページに書かれていたことなど興味深く伺う。 塩茹でのタコは大ぶりで香りよく美味い。そろそろ卵を持ってスカスカになる時期だが、なぜかまだよいのがあるとのこと。カレイは上質。シマアジも脂が乗っているが決して嫌なクドさはない。アジと中トロ。アナゴを塩で。青森のアワビ塩蒸しは香りよく、身肉にもゼラチン質がよく乗っており美味い。アオリイカゲソの炙りでお酒フィニッシュ。握りもいつも通りおまかせで。コハダはさすがにだんだん脂が抜けてきたので本日は無し。カツオも今年はよくないと。そういえば、日経に黒潮大蛇行で土佐のカツオ漁師が困っていると出ていた。 アオリイカ、赤身、中トロ、酢〆のアジなど、どれもスッキリした酢飯とよく合って結構。天然物だという海老も濃厚な甘み。アナゴも日増しに脂が乗ってきたかのよう。最後の鉄火巻もいつも通り素晴らしい。 「鉄火巻」で思い出したが、I氏は親方お勧めの「鉄火の巻平」という寿司漫画を楽天でダウンロードして読んだが実に面白かったとのこと。親方に尋ねると、寿司屋修行の実態や仕込みの裏側などにもずいぶん踏み込んだ原作で、寿司漫画の白眉であるという。Googleで検索してみると、かなり昔の作品。すでに新刊では売っていないが、楽天などの有料ダウンロードで読めるようだ。漫画もダウンロードで読めるとは知らなかった。寿司漫画ってのは読んだことないのだが、今度試してみるか。 |