火曜の夜は、会社帰りに電話して築地「つかさ」で一杯。最初は8時までとのことだったが、キャンセルのお客もあって結局のんびり。 お酒は常温で。ツマミはおまかせ。お通しはマグロ煮つけ。この店は、ちょっとした煮物がいつも美味い。マコカレイは昨日締めたものだがまだ結構歯ごたえあり、旨みは実に濃くなっている。カンパチも脂が乗っているがスッキリした後味。タコは桜煮。アオリイカは細切で。アワビは紀伊だというが、香りも旨みも結構。アナゴも脂が乗っている。マグロ脳天はさらしネギと一緒に。癖になる味。 親方から、月曜の河岸で「しみづ」の親方と会った話など聞く。今週、月火2連休のはずだが、お休みの朝でも市場に来てるというのも凄い。もうコハダの新子が市場に出たという話も伺う。そもそもは夏の終りの頃の風物詩だったらしいが、なんだか年々早くなるな。新イカも早いのか。来月発売、某、有名な食関係雑誌の取材が最近あったと親方が。自慢のマグロを出そうと思ったら、江戸前の魚がテーマで他の寿司種をあれこれ撮影して帰ったと。あんまり店名が知れすぎて気軽に入れないようになっても困るのだが。 頃合に握り移行。アオリイカ、マグロ赤身、中トロ、酢アジ、軽く昆布〆にしたキス、茹でたての天然車エビ。どれもスッキリした酢飯とのバランスがよい。ウニは利尻。いわゆるエゾバフンだが、甘みと旨みが実によい。アナゴは塩とツメと1貫づつ。最後はいつも通り鉄火巻で〆。 |