昨日の夜は「しみづ」。ブラブラと散歩していた銀座から歩いて店に向かう。早い時間が取れずに2順目のスタート。帰る間際の「最多来店記録保持」氏と同席。しばし雑談など。この店は、いつも盛況だが最近とみに混んでいる気が。 「つかさ」の親方が、月曜の市場で清水氏に会った話をしてたと伝えると、月曜、火曜と寿司屋が九州から上京して来おり、市場に同行して朝から飲んだのだとか。休みも仕事も区別ありませんな。 お酒は常温。ツマミはおまかせで。カレイは熟成が進んで旨みあり。久々のシマアジ。皮目を炙ってある背の身。クドさのないあっさりした脂で風味がよい。タコも香りあり上質。アワビ塩蒸しも海の滋味をしみじみ感じる。肝も酒の肴には実によろしい。これまた久々のシャコ。立派な大きさ。卵持ちの身だが上品な漬け込みでシットリと。カツオは芥子を添える。だんだんよくなってきたと親方談。トリ貝もフレッシュな甘みあり。アジは身にびっしり脂が入っているがクドくなく旨みが勝る。ショウガや薬味など無くとも醤油だけで、あるいは塩でさえ大丈夫な気がする。唐津のウニは濃厚な旨み。このへんでお酒フィニッシュ。あとはいつもの握り。どれも素晴らしい。ホロ酔いでタクシー帰宅。 帰宅したらTVでアメリカ版「リング」をやっていた。昔、日本版をTVで見たら、やたら怖かった記憶があるが、アメリカ版はあんまり大したことないような。恐怖を感じさせるモチーフに、日米で結構違いがあるのではないか、となんとなく感心したり。日本だと井戸は怖いのだが、アメリカ版で井戸が出てきても、あんまり怖くないのはどういう訳か。 |