土曜日夜は「しみづ」。午後に立花さんから、今日は「しみづ」ですとメールがあり、私も訪問予定ですとメールいれたところ。以前一緒に来たのはもう2年以上前か。そういえば、前に「あら輝」でも偶然同じ日に別々に予約したことがあったなと懐かしく思い出したり。 のれんをくぐると、立花ご夫妻以外にも、「最多来店記録」氏や、前回「笹田」にご一緒したAご夫妻など、カウンタの両側が知り合いで賑やか。先週末は店がお休みだったから久しぶりな気が。お弟子さんの独立やら、懐かしい話やら、あれこれ雑談しながら。そう、何によらず春は新しい旅立ちの季節でもある。 突き出しは菜の花。お酒を常温でもらい、いつもの通りツマミをあれこれおまかせで。ヒラメは上品な脂で旨みもあり。平貝炙り、タコ、昆布〆。ヤリイカ煮付けはツメを塗って。サバは皮目焼霜にしたのと生と両方。赤貝ヒモはいつもながら清冽な潮の香り。ミル貝。ミル貝ヒモは炙って七味を添える。 このへんで握りに。本日はカスゴを1貫。〆られた淡い甘みの白身がホロリと口中で崩れてゆく美味さ。マグロは赤身、中トロ、蛇腹の大トロと3貫。いつもながらシットリと香りよく酢飯に溶ける旨み。コハダの1貫はオボロを挟む。塩とツメ両方で頂くアナゴも実に結構。最後はいつものカンピョウ巻で。飲んで語って食べて、楽しい一夜だった。銀座まで地下鉄で出た後、タクシー帰宅。 |