つつがなく外遊(?)を終えて、ヒースローから本日、成田に帰着。マイレージ使ってタダで行ったとはいえ、ファーストクラスはファーストクラス。扱いに差があるわけではない。ANA国際線ファーストクラスは初めて乗ったが、シートが水平にまで倒れると、長時間の飛行では、かなり疲労度は違う。 行きの便では、食材が日本積み込みということもあって、食事のラインナップは、さすがに豪華。「刺身盛り合わせ」という、飛行機の中でサーブするには、かなりチャレンジングな一品まで、前菜として振舞われる。 この中のヒラメ昆布〆の一切れだけが、やたらに美味かった。アレっと思って、残りの数切れを食べても、あの美味さはもはや戻ってこない。あの一切れだけが美味かったのは、いったいどういう味の混成の秘密であろうか。不可思議だ。 そうそう、行きの便、ナナメ前の席に、見たことあるオッサンがいるなと思ったら、橋本龍太郎元総理であった。奥さん同伴。ファーストクラスの一番前の席だから、あんまり目立たないが、出入りする時には否応なしに人目に触れる。 現役総理の時ならば、政府専用機で行くのだろうが、プライベートの旅行か。それにしても、これほどの超有名人が普通の民間機に乗ってると、「ここまで景気がボロボロになったのは、オマエが総理の時の政策が原因だ。ケシカラン」とばかり、酒に酔って天誅を加えにくるようなヤカラがいたら大変だろうなあ。 しかし、橋龍夫妻の通路挟んだ横、私のちょうど前に座った目付きの悪い屈強なオッサンが、フライト・アテンダントに渡した背広には「SP」の金バッジあり。やはり護衛付きであった。ウカツにシロートが天誅を加えに行ったら、阻止されるどころか反撃を食って、エライ目に会うに違いない。ははは。まあ、そりゃそうだよなあ。 それにしても、かなりの時間乗っていて、途中はシートを倒して寝てたのに、飛行機を降りる橋龍のテカテカ頭には、一片の寝癖、乱れも見られず。入ってきた時と同じ、あのテカテカ頭である。トイレでポマード使って整髪してるようにも見えなかったが、やはりトレードマークだから気を使ってんですな。妙なところに感心した。 これまた余談だが、「私が今まで接近遭遇した有名人ランキング」は、今まで、1位が、シカゴ空港で会った、プロレスのブッチャー、2位がシカゴ郊外のカラオケ屋で会った葉月里緒菜という順番であった。今後は、1位、橋龍、2位、ブッチャー、3位、葉月里緒菜ということに更新しておこう。ま、どーでもよい話であるのだが。はははは。 ということで、外遊記録を書こうと思ったら、余計な雑談ばかりになってしまった。ま、休み中のことは、また別途更新するか。 |