2005年01月29日

パワーサプライ・DVR

今のPCを買ってからもう2年、そろそろ新しいPCが欲しくなってきた。次はAMD64で行こうと思っているのだけど、PCI Expressバス絡みのパーツがまだ枯れていない感じがして、買うに買えない。その代わりと言ってはなんだが、パワーサプライを静かなタイプに買い換えてみた。

今まで使っていたEnermaxのEG465P-VEも静かだという評判を聞いて買ったモノだったのだけど、静かなのは起動直後だけで、1時間もするとファンのスピードが上がって爆音を発していた。今回Seasonic SS-400FBを選んだのも静かだという評判を聞いたからなのだが、Enermaxの件があったので半信半疑。んで、実際使ってみると、それがまーなんと、びっくりするぐらい静か。今のPCを組んでから3つ目のパワーサプライ、ほぼ$300の出費を経て、やっと静かなヤツに巡り合えた。

これでめでたしめでたしとなれば良かったのだけど、今度は今までは全然気にならなかったハードドライブの音が気になるようになった。……それと、部屋の反対側においてあるDVR(HDレコーダー)のディスクの音。

このDVRだけど、出張の度にビデオの設定をするのが面倒なので去年の夏に買ってみた物。最初は「ビデオの操作性が向上しただけなんでしょ」程の認識でしかなかったのだけれど、使ってみたらすごいのなんの。テレビを見るという行為が根本から変わってしまった。TiVoという番組ガイドを使って、自分の興味があるキーワードにひっかかる番組をかたっぱしから自動録画させて、時間がある時に見る。放送時間を気にしなくとも良いので、テレビを見るというよりも、On-Demand配信されてくる番組を見ているようだ。

コマーシャルを飛ばして見れるというのも大きい利点で、コマーシャルが長いアメリカのテレビを見るときにはかなりの時間節約になる。ただ、便利なのは良いのだけど、こういう視聴のしかたが一般的になると、現行のTVのビジネスモデルは壊れちゃうね。サッカーの中継の時みたいに画面の下4分の1に常時コマーシャルが流れているというような構造にでも変わるのかな?

難しい話はおいといて、DVRを大いに気に入ってしまった俺は、3ヶ月の保証が切れるやいなや、HDの増設をしたのでした。DVRはLinuxベースのカーネルで動いているらしく、DVR内のHDからのデータの吸出しや、ファイルシステム情報の変更をできるツールキットを書いて、無料提供してくれている人たちがいる。そのツールを使って、HDをオリジナルの40GB一本から80GB2本に置き換えた。それに伴って、録画時間も35時間から140時間に増えた。これで一月を越える出張でも大丈夫。フットボールの試合も、F1も見逃さなくて済む。

投稿者 bone : 21:57 | コメント (0) | トラックバック