PDF履歴書作成サイト比較 2015

最近新たに 履歴書ジェネレータスイートの一つである履歴書ジェネレータ2.0を作成しましたので、
2015年前半時点でWeb上でPDF形式の履歴書を作成できる他のサイトの機能を調査してしてみました。

以前に比較表を 作成したときより、サイトの数も増えて1ページに収めることが困難になってきたため、 今回は履歴書データの保存機能のあるものだけに限って比較表を作成することにしました。 比較するサイトの順番は最近作成されたものを左に、昔からあるものを右の方にという順で並べることにしています。

なお、このページを制作したのは履歴書ジェネレータの作者ですので、 比較項目が履歴書ジェネレータの持つ機能に偏っていることもあるかもしれません。 また、内容は正確を期していますが、もし間違いがあればご連絡いただけると幸いです。

どのようにすればパソコンで美しい履歴書が作成できるかについて、パソコンで美しい履歴書を作るには というコラムを書いてみました。よろしければ参考にしてください。(2015/06/26)

このページついてのご意見、ご質問は tetsuo@ikegawa.jp までお願いします。 (2015/02/15)


作成サイト
比較項目
履歴書
ジェ ネレータ2.0
履歴書猿人 みんなの履歴書
できる履歴書 電子履歴書
りれきしょ君
履歴書
かんたん作成
そうだ、履歴書が必要だった。
履歴書
ジェネレータ1.0

し ごとナビ
履歴書作成

履歴書メーカー
佐藤太郎履歴書
サンプル出力例と
使用感想

PDF出力例
PDF出力例 PDF出力例
注:7MB近く有
PDF出力例 PDF出力例 PDF出力例 PDF出力例 PDF出力例 PDF出力例 PDF出力例
登録不要か

登録不要

登録不要

登録不要

データ保存時
登録必要

データ保存時
登録必要

データ保存時
登録必要

データ保存時
登録必要

登録不要
X
登録しないと
何もできない

登録不要
無料か?
○ 無料







サーバ上の
個人情報の扱い


手動/自動消去
個人情報を
サーバに保存せず

自動消去
個人情報を
サーバに保存せず

個人情報を
サーバに保存せず
×
個人情報保存
業務で利用

一定期間保存
履歴書作成以外
では利用せず

一年保存
履歴書作成以外
では利用せず
×
個人情報保存
業務で利用

手動/自動消去
個人情報を
サーバに保存せず
×
個人情報保存
業務で利用

個人情報を
サーバに保存せず
ローカルに
データ保存
再読込

XMLファイル

XMLファイル

独自形式
ファイル
×
サーバに保存
×
サーバに保存
×
サーバに保存
×
サーバに保存

XMLファイル
×
サーバに保存

cookie/独自形式
ファイル
日本語フォント
埋込有
?

12種類のフォント
から選択

9種類のフォント
から選択

画像形式で保存

IPAフォント埋込
×


× ×
固定フォント埋込
X
X
日本語フォント
埋込無?





画像形式で保存
×








出力フォーム種類
可変・多数
可変・多数
2
1
10
1
1
4
4
3
紙サイズ種類
B5x2
B4x1
A4x2
A3x1
B5x2
B4x1
A4x2
A3x1

A4x2

A4x2
B5x2
B4x1
A4x2
A3x1
A4x1
A4x2 A4x2
B5x2
B4x1
A4x2
A3x1
A4X2
A3X1
A4x2
A4X1

写真貼付
JPEG,PNG,GIF,
BMP,TIFF,EPS,
JP2,PDS
3MBまで

JPEG,PNG,GIF,
BMP,TIFF,EPS,
3MBまで

JPEG,PNG,GIF
1MB以上可

JPEG,PNG,GIF
1MB以上可

JPEG,PNG,GIF
1MB以上可

JPEG
1MB以上可

JPEG
2MBまで


JPEG,PNG,GIF
10MBまで

JPEG 50KBまで

JPEG
200KBまで
画像編集

回転・切り抜き

回転のみ

拡大・縮小・切抜
× × ×
切抜のみ
× × ×
作成サイト
比較項目
履歴書
ジェ ネレータ2.0
履歴書猿人 みんなの履歴書 できる履歴書 電子履歴書 りれきしょ君
履歴書
かんたん作成
そうだ、履歴書が必要だった。 履歴書
ジェネレータ1.0
し ごとナビ
履歴書作成
履歴書メーカー
英文
wordwrap
処理

× × ×
高度な英文組版

カーニング
リガチャ
ハイフネーション

カーニング
リガチャ
ハイフネーション
× ×

× × × ○ TeX版のみ
カーニング
リガチャ
ハイフネーション
× ×
和文禁則処理

× × × × × × ×
年齢自動計算

× × ×
学歴職歴自動
テンプレート


中学卒-博士修了
までテンプレート
選択可
× × × × × ×
早見表はある
休学等
調整機能

× × × × × × ×
郵 便番号住所
自動検索機能

町名とふりがな
まで

町名とふりがな
まで

町名とふりがな
まで
× ×
町名とふりがな
まで

町名とふりがな
まで

町名とふりがな
まで

町名とフリガナ
まで
×
フォントサイズ
指定

ほぼ全ての部分で
サイズ指定可能
× × ×
ほぼ全ての部分で
サイズ指定可能
× ×
文章入力部分
のみサイズ指定
可能
× ×
フォ ントサイズ
自動調整

ほとんどの部分で
枠に合わせて
自動調整

メールアドレス
のみ自動調整
× × ×
名前部分など
自動調整
×
最寄り駅指定
のみ自動調整
×
文章入力部分
一部自動調整
枠サイズ調整
 内容に合わせて
 枠を拡大・縮小

枠を内容に合わせ
自動調整可能。
手動でも調整可能

手動で枠サイズ
調整可能
× × × × × × × ×
作成日付 自動計算

手入力も可

手入力も可

手入力も可

手入力も可
×
手入力も可

手入力不可

手入力も可

手入力も可
×
作成サイト
比較項目
履歴書
ジェ ネレータ2.0
履歴書猿人 みんなの履歴書 できる履歴書 電子履歴書 りれきしょ君
履歴書
かんたん作成
そうだ、履歴書が必要だった。 履歴書
ジェネレータ1.0
し ごとナビ
履歴書作成
履歴書メーカー
学歴・職歴・資格
への行挿入・削除

× × × × × ×
学歴・職歴・資格
での配置位置指定
× × × × × × ×
SSLサポート

× × × ×
西暦出力

和暦西暦切替可


和暦西暦切替可
△  
生年月日等
一部和暦固定
△  
生年月日等
一部和暦固定

入力したとおり
×
和暦固定

生年月日等
一部和暦固定
(入力は西暦)

和暦西暦切替可

和暦西暦切替可
△  
生年月日等
一部和暦固定
和暦出力

和暦西暦切替可

和暦西暦切替可

入力したとおり

入力したとおり

入力したとおり

入力したとおり

入力したとおり

和暦西暦切替可

和暦西暦切替可

入力したとおり
最寄り駅
入力支援

リストから選択可

最寄り駅入力無

最寄り駅入力無

最寄り駅入力無

最寄り駅入力無
×
手入力
×
手入力

リストから選択可

リストから選択可
ただし出力無

最寄り駅入力無
白履歴書出力
(手書き用
PDF出力)
X
登録データ
出力必須


ユーザ
インターフェース
HTML
SmartGWT
HTML
JavaScript
jQuery
HTML
JavaScript
jQuery
HTML
JavaScript
HTML
JavaScript
jQuery
HTML
JavaScript
jQuery
HTML
JavaScript
jQuery
HTML
AdobeFlex
HTML
JavaScript
HTML
JavaScript

サーバ言語
Java
不明
不明
不明
Java
PHP
PHP
Ruby
不明
PHP
PDF作成ツール
uplatex
lualatex
pgf/tikz
dvipdfmx
uplatex
dvipdfmx
jsPDF
wkhtmltopdf
iText5.1.3
FPDF1.6
FPDF1.7

pLaTeX2e
rireki style file
dvipdfmx
ghostscript 8.7
IODOC/IOCELA
Version 4.8.3.1
FPDF1.52

サンプル作成時の使用感

ハローワークの履歴書記載例にある履歴書を各サイトで入力してみました。 その使用感を書き留めておきます。
履歴書ジェネレータ2.0
特に問題なく入力でき出力も問題なさそうです。 名前を姓名の枠の中心に持ってきてふりがなをそれぞれ姓名の中心に合わせて置くのが特徴的です。
ただし、 入力時にタブの切り替えがやや面倒なことが問題かもしれません。
履歴書猿人
特に問題なく入力でき出力も問題なさそうです。 名前のふりがなを均等割付にしているところが特徴的でしょうか。
ただし、入力エリアが縦に長いのでスクロールが面倒なことが問題かもしれません。
みんなの履歴書
クライアント側でPDFを生成できるjsPDFを使用し、日本語が通らないと言われているのに、 かなり美しい日本語履歴書を生成するところ、 登録なしでPDF生成・データ保存ができること、画像の拡大・縮小や切り抜きなどができるところなど、 ユニークな機能を持っていると思います。
ただし、拡大・縮小した画像を切り抜こうとすると座標がずれてしまうようであり、 また時々ボタンを押しても反応しなくなることがあり、さらにPDFをイメージとして作成していて、 この例でサイズが7MB近くになってしまうなどやや実用的な面で問題があるかもしれません。
できる履歴書
HTMLをPDFに変換するwkhtmltopdfを使っているようで、画面に本物に近い履歴書画面を表示して、 その表示とほぼ同じPDFを作成するところはよくできているように思えます。
ただし、Facebookに登録してログインしなければデータ保存できないというのはfacebookに登録していない人に取ってはかなり負担でしょう。 また、出力PDFではところどころ文字と枠の距離が近すぎたりしていて問題があるように思えます。 志望動機のエリアもこの例では狭すぎて、すべてを出力できませんでした。
電子履歴書
多数のテンプレートが用意されていてその中から必要なレイアウトのものを選べるところ、 文字サイズや配置が細かく指定できるところが優れていると思います。
ただし、出力される本文の文字が太めのゴシックになっていて、今ひとつ美しくないように感じられます。 また、志望動機の出力では行頭に句読点が来てしまうところが気になります。
りれきしょ君履歴書かんたん作成
親しみやすい画面で、的確なヘルプが有り、簡単に入力できて 出力もなかなか美しいPDF履歴書になっていると思います。
ただし、学歴・職歴エリアが少し狭いようで、この例では、免許・資格の一部が入力できませんでした。 特技・趣味などもこの例では空白になってしまうのでちょっと不自然です。
そうだ、履歴書が必要だった。
わかりやすいインターフェースで、簡単に各項目が入力でき、 学歴・職歴や資格・免許欄の項目も十分な数が有り、きちんとした履歴書が作成できると思います。
ただし、ちょっとふりがなのサイズが大きくてバランスがよくないように見えます。また、志望動機の欄は小さすぎて、 この例では少しはみ出てしまいました。 行頭に句読点が来てしまうところも気になります。 さらに、この例では2頁目以降の職歴が出力できなかったのですが、何かデータに問題があったのでしょうか。
履歴書ジェネレータ1.0
コンパクトな画面で、簡単に入力でき出力もバランスよくかなり美しくできていると思います。
ただし、この例では学歴・職歴のライン数が少なすぎて、一部入力できていません。
しごとナビ履歴書作成
選択肢から、学歴や職歴に資格に当てはまるものを選ぶ形式になっていて、出力は綺麗にまとまります。
ただし、学歴・職歴などを自由に記述することができず、 選択肢を選ぶのも適切なものを見つけるのが面倒です。 また各項目を入力するのにそれぞれ別のページに移動しなくてはならず、 履歴書に必要のない項目も入力を強制されることが有り、 時間がかかってストレスがたまります。登録もかなり面倒で、 これは履歴書の出力だけを目的として使用するには適切なサイトではないように思えます。
履歴書メーカー
老舗のサイトで、わかりやすく簡単に入力でき、出力も読みやすいものにまとまります。 学歴職歴などは特殊な記法で複数行入力できるエリアに書 き込みますが、これが挿入・削除・コピー&ペーストも簡単でなかなか優れたインターフェースだと思います。 誕生日にもとづいて学歴の雛形を出力するのもちゃんとサポートされていて便利です。
ただし、志望動機のエリアは狭すぎてこの例の文章はすべては出力できませんでした。 行頭に句読点が来てしまうところも気になります。

登録の必要性について

PDFの履歴書を作成できるサイトは上の表のように多数ありますが、中にはあらかじめ個人情報を入力して登録しないと、 履歴書を作成あるいは保存できないサイトがあります。
登録をすると以下のようなデメリットがあると思われます。

個人情報(履歴書を作成するための情報)を登録するので、どこのパソコンからでもそのサイトにアクセスすれば、 履歴書の再編集や再出力ができると言うメリットもありますが、
そのようなことは例えば履歴書データをダウンロードして自分のパソコンに保存する形式のサイトでも、履歴書データを持っていけば可能です。
調査したところでは上記の表のとおりローカルにデータを保存するサイトと、サーバ側でデータを保存するサイトと半々でした。

また、登録の要不要に関わらず、上の表にあるすべてのサイトで料金が必要なところはありませんでしたので、 費用のことは気にする必要はありません。

サーバ上の個人データ

履歴書をWebサイトのサーバー側で作成するには、あらかじめ個人情報を登録させるかどうかに関わらず、 少なくとも一時的には個人情報をWebサーバーに送る必要が有り、
 その個人情報をそのサイトでどのように扱うのかということに関しては利用する側には気になるところではないかと思います。

各Webサイト上の記述によれば、できる履歴書そうだ、履歴書が必要だった。し ごとナビ履歴書作成 では、業務で利用することがあるようで、電子 履歴書、 りれきしょ君では保 存してあるデータは履歴書作成にしか使用しない
ということのようです。その他のサイトでは個人情報は履歴書を作成したあと、自動消去するようになっています。

履歴書データのローカル保存

履歴書は志望動機などを少し変えて何通も作成したい場合が多いですし、 過去の履歴書を後で利用して記述を追加して使うなどといったこともやりたい場合が多いと思います。 そのような場合には、作成した履歴書データを保存することが必要になってくるはずです。 そのために多くの履歴書サイトにはデータ保存機能がついています。 今回調査したサイトではすべて履歴書データが保存できるサイトです。

データを保存するに当たって、サーバー側に保存する場合と、ローカルのPC側に保存する場合があると思いますが、 サーバーに保存すると、ほかのPCからアクセスするだけでその再利用ができるという利点はあるものの、 自分の管理の及ばないところで個人情報が管理され、故意のデータ漏洩はなくても事故によるデータ流出の 危険もあるという欠点が有りやや不安です。一方、ローカルにデータを保存する場合は、 自分の責任でデータが流出しないように管理でき安全性が高いですが、 再利用の場合にはもう一度システムに読み込ませなければならないので、少しだけ手間がかかると思います。

履歴書ジェネレータ2.0履歴書猿人みんなの履歴書、 履歴書 ジェネレータ1.0、 履歴書メーカーでは、 ローカルに履歴書データを保存する形式になっていて、その他のものはサーバー側で履歴書データを保存するようになっているようです。

フォント埋め込みについて

PDFが本当にどの環境でも同じように見えるportableなものするには、PDFにフォントを埋めこむ必要がありますが、 フォントを埋めこむと、埋め込んだフォントデータの分だけファイルサイズが大きくなります。
履歴書ジェネレータ2.0履歴書猿人履歴書 ジェネレータ1.0 ではフォントは埋め込むか埋め込まないか選択することができるようになっています。

フォントを埋込んでいないPDF履歴書では、例えばWindowsで美しく見えたとしても、MacやLinuxでそのPDFを見た場合、 Windowsで提供しているフォントが存在しないため、代替フォントになってしまい美しくない表示になる場合がある、 場合によっては文章が表示できないことがあることに注意してください。 メールに添付する等PDFファイル自体を送る場合で、 相手が自分のOS/PDF Viewerと違うOS/PDFViewerで履歴書を見る可能性がある場合、 またコンビニなどのPDF印刷を利用するためにデータを持っていくときなどは、フォントを埋め込んだものを使った方が安全です。

一方、自分の家で印刷してしまう場合は、フォントを埋め込まないPDFを使っても、その仕上がりを確認することができるので、 問題は無いと考えられます。フォントを埋め込まないPDFの方が一般的にはファイルサイズが小さくなるというメリットもあります。

履歴書出力フォームについて

履歴書にはJIS準拠と言っているものがありますが、私の調べた限りでは履歴書のフォーマット
(どのような記入欄を設け、それをどのようなサイズにするか)に対するJIS規格は無いようです。

履歴書に関しての規格は、JIS Z8303「帳票の設計基準」に見ることができますが、これは「帳票の設計基準」に関する規格で、
伝票や請求書などの一般的な帳票全般に対し規定してあり、履歴書を特定して規定しているのはA4縦にせよと規定してあるだけです。

このJISZ8303には解説部分が有り、そこに各帳票の例が様式例として画像つきで記載されていますが、
市販されているJIS準拠と称する履歴書は このJIS Z8303「帳票の設計基準」の規程を満たし、
かつこの規格に記載されている履歴書の様式例に従ったものを言っているのではないかと思われます。

ただし、 このJISZ 8303の解説は説明のためにあるもので,規定自体ではないとJISZ8303文書内に明示されていますので、
この様式例に従わなければJIS規格に適合しないというわけではありません。

ちなみにJIS Z 8303はJSA Web Storeから有料(2,520円) でダウンロードできます。
なお、JIS規格の履歴書様式例は近年では1998年と2008年に改訂され、
1998年では印鑑欄や家族欄の廃止、 2008年には保護者欄の廃止等がなされてきたようです。

上の表の履歴書を作成できるサイトでもJIS準拠といっているものがいくつかありますが、
JIS Z8303様式例とまったく同一と言うわけではなく、色々変化を持たせているようです。
 たとえば、学歴・職歴欄がやや長めのもの、資格免許欄が長めのもの、 あるいは志望動機に長文が書けるものなどがありますが、
 JISでは特に学歴・職歴欄の長さなどが規定されているわけではありませんので、 自分の必要に応じて適切なものを選べばよいでしょう。

なお、JIS Z8303に関してもう少し詳しく、パソコンで美しい履歴書を作るには というコラムの25節に書いておきましたので、興味のある人はぜひご覧ください。

フォーム種類については電子履歴書履歴書 ジェネレータ1.0履歴書メーカー では多数のフォームがあらかじめ設定されていますので、自分の必要に応じたフォームが選択できると思われます。
また、履歴書ジェネレータ2.0履歴書猿人で は履歴書フォーム自体可変になっていますので、自分の好みのフォームを設定できます

なお、学歴・職歴欄、資格・免許欄は、履歴書ジェネレータ2.0履歴書猿人で は長さが可変ですので長めに設定すれば長い学歴・職歴が書けます、
また志望動機欄や本人希望記入欄については、 履歴書ジェネレータ2.0履歴書猿人 ではそれらの欄のサイズが可変ですし、
 電子履歴書 履歴書ジェネレータ2.0 ではそこに書き込むフォントサイズが変更できますので、
これらを使えばかなり長文の志望動機や本人希望が記述できます。

紙サイズについて

上記の表の履歴書作成サイトでは、 様々な紙サイズの履歴書が出力できますが、基本的にはA4またはB5で2枚のもの もしくはA3またはB4で1枚のもののどちらかです。PDFは印刷時に拡大または縮小して印刷できますので、 A3でもB4でも(あるいはA4でもB5でも)かわりは無いようにも思われますが、例えば履歴書ジェネレーターでは、 拡大縮小を無しで印刷すると、写真のエリアが正確に3X4cmのサイズになって印刷されるというような細かい点で違いがあります。

A4など2枚のものを選ぶかA3などの1枚のものどちらを選ぶかについては、 どちらを選んでも大差は無いとは思いますが、市販のものはほとんどA3またはB4の一枚のものであり、 2枚にすれば、一方を紛失するかもしれないことなどを考えると、 印刷が可能なら一枚のものの方がよいのではないかと思われます。

また、A系のものB系のものどちらがよいかというと、 通常の会社では書類はA4を中心にA系のものを使っているところが多いようなので、 一般的にはA系のものを使う方がよいのではないかと思われます。

写真貼付について

調査したうちのすべての履歴書作成サイトで、画像を取り込んで写真貼付をした履歴書を作成することができます。 取り込むことのできる画像形式は、JPEGを中心にPNG,GIF、BMP、等の形式も読み込むことができるものがあります。 使用したい履歴書作成サイトで用意した写真画像フォーマットが読み込めない場合は、画像ファイルの変換サイトなどで、 jpegにコンバートすればたいていは問題なく読み込めると思います

 写真画像を印刷した場合の品質については、プリンタの性能と印刷する紙質にもよるとは思いますが、 少なくとも私がコンビニのプリンタなどで試した結果では、 高精細な画像を用意しても、プリンタでA4またはA3の普通紙に印刷するとあまり美しい画像が出力できませんでした。 ただ、PDFファイルそのものを送付する場合は、高精細な(ファイルサイズの大きい) 画像を貼付すれば送った先で写真を拡大してみても美しい画像が表示されることになると思います。

より美しい顔写真を印刷した履歴書に使用するには、少なくとも2015年時点では、 ちゃんとした印画紙を使った通常の写真を印刷した履歴書に貼り付けるか、 写真印刷専用の用紙に写真出力可能なプリンタで画像を出力したものを切り取って貼り付けるかした方が良いかもしれません。 なお、コンビニ等で画像ファイルから写真用用紙に画像を印刷するサービスが提供されていて、 これを使うとそこそこ高画質の顔写真が印刷できます。

高度な英文組版

ハイフネーション、カーニング、リガチャなどについては別に、 パソコンで美しい履歴書を作るには というコラムを設け、そこで詳しく解説しています。リンク中の17,18節を参照してください。

禁則処理など

一般的に履歴書のデータ入力では、志望動機欄や自己PR欄など、通常一行に収まらない文を書くところがあります。 これらの欄に書き込まれた文は、実際の履歴書にレイアウトするとき、 出力エリアの右端まで行ったところで行を折り返して複数行に分割されます。

このとき、英単語(アルファベットからなる単語)の途中で改行すべき位置に来た場合、 単語全体を次の行に送るなどして、単語の途中で改行を入れて読みにくくなったりしないようにすることが 一般の英文では行われていて、これを wordwrap と呼んでいます。 また、日本語の文章の印刷の場合でも、行の先頭に句読点や閉じる括弧を持ってこないこと、 行末に開く括弧を持ってこないことなどが、文の読みやすさを確保するためになされていて、 これを禁 則処理 と呼んでいます。

これらの処理は、通常文章を印刷するときの当然の処理で、 商業的な文書ではこの処理がなされないことはまずありませんし、 個人が作る文書でも禁則処理がなされていないものは、正しいものではないとされる可能性があります。 特に、履歴書などではこのような禁則処理がちゃんとなされていないと、場合によってはそれだけで 大きな悪印象を与え、採否に大きく関わることにもなりかねません。

ということで、これらの処理は、地味ながら非常に重要な処理で、 履歴書作成ツールに置いてもツール側でちゃんと処理すべきだと思われますが、 上記の表のとおり、意外にこの部分をサポートしていないツールも多く、 英文Wordwrapと日本語禁則処理を両方サポートしているのは 履歴書ジェネレータ2.0履歴書猿人履歴書 ジェネレータ1.0だけです。
 自分で改行の位置を調整して禁則事項を避けレイアウトを整えるのに自信のない人は上記を使った方が無難です。

学歴自動テンプレートについて

履歴書を書くとき、学歴を書くのは必須ですが、どこから書くべきかは、

などと諸説あって、 これが絶対に正しいというものは無さそうです。

いずれにせよ、いくつか過去に学んだ学校の入学卒業年次を記入する必要がありますが、 これを覚えている人はあまりいないはずで、早見表のようなものが手元に無ければ、 誕生日から逆算して計算しなければならないでしょう。 人間にとってはこのような計算はちょっと面倒ですが、コンピュータにとってはこのような計算は非常に簡単で、 誕生日さえ分かれば、一瞬で標準的な学校の入学卒業年次のリストを作成できます。

履歴書を作成するツールでは、人間の無駄な作業をへらし、間違いを無くすためにもこのような誕生日から逆算した標準的な学校の入学卒業年次は、 自動表示したほうが良いと考えられますが、これをサポートしているのは 履歴書ジェネレータ2.0履歴書猿人履歴書 ジェネレータ1.0履歴書メーカーだけです。

なお、履歴書ジェネレーターでは、中学卒から大学院博士課程修了まで、 個人の学歴に合わせた入学卒業年次リストをメニューから選択できるようになっていて、かつ、途中で休学や浪人、飛び級などをしたときの計算も自動で処理で きます。

履歴書作成をサポートするツールなら、この学歴テンプレート自動生成や、誕生日からの年齢自動計算、 カレンダーからの作成日自動記入する機能はあってしかるべきだと思われます。

学歴・職歴・資格への行挿入・削除

学歴・職歴などの並びに後から一行途中に追加したくなったとき、もし挿入できる機能がないと、 挿入位置から下の行を全部ずらす必要が有り、大変面倒です。 削除の場合も同様で、削除した行から下の行をすべて一行上にずらす必要があります。 人間は間違いやすいので、このように行を挿入・削除したい場合も出てくると思われ、 行の挿入・削除機能が備わっている 履歴書ジェネレータ2.0履歴書猿人 履歴書ジェネレータ1.0 履歴書メーカー を使った方が安全ではないかと考えられます。

また、"学歴"、"職歴"、"賞罰"、"以上"などのキーワードは行の中央においたり、 右端に置いたりしたいものですが、これをいちいちタブやスペースで調整するのは面倒な作業です。 自動的に右寄せ、左寄せ、中央配置くらいの機能は備わったものを使う方がよいです。なお、 電子履歴書履歴書ジェネレータ2.0は これらの配置に加え、一行の文字列の左右のマージンも指定できるようになっています。

ユーザーインターフェース

ユーザーインタフェースは、HTMLやJavascriptをうまく使って、 実際の履歴書と同様な画面を表示して入力させるというサイトが多くなっています。 これは確かに直感的にわかりやすく入力も簡単ではありますが、 コンピュータの通常は横長の画面に縦に長い入力エリアを設けることで、 頻繁に画面スクロールが発生しやや面倒な面もあると思います。一方 履歴書ジェネレータ2.0 ではSmartGWTを利用して、タブを多用し通常のローカルなアプリケーションと同様なインターフェースを提供し、 画面スクロールの必要性を極力減らしています。 どちらが優れているのかは分かりませんが、試してみて、自分の使いやすいインターフェースを持つものを選べばよいでしょう。

あと気づくのは、ユーザーインタフェースを構成するのに、HTML/javascript/jQueryが多くのサイトで使われていることです。 Web画面を作るのにはFlashやSilverlight, JavaFXなどプラグイン系のものや、SenchaやSmartClientなど他にもJavascriptのユーザインターフェースライブラリがある のですが、現状はjQuery寡占状態になっているようです。ただ、 履歴書ジェネレータ2.0 ではGWT系のSmartGWTを使用していて 履歴書 ジェネレータ1.0ではAbobeFlashベースのFlexを使用しています。 これらのインタフェースについて使用感などを知らせていただければ嬉しいです。

PDF作成ツールに関して

以前調査したときは、PHPのPDF生成ライブラリである、FPDFの寡占状態であったのですが、 最近は他のいろいろなツールを使うサイトも多くなってきたようです。
ざっと分類すると以下のようになっています

TeXはDr.Knuthの開発した組版ソフト、PostScriptはAdobeの開発したページ記述言語、iTextはJava対応のPDF作 成ライブラリ、 wkhtmltopdfはhtmlをpdfに変換するコマンド、jsPDFはjavascriptのPDF生成ライブラリ、 IODOC/IOCELAは日本の会社の開発したPDF生成ライブラリと思われます。

各サイトの動作をみた限りでは、TeX以外はどうも日本語の処理関係が充分に実装されてなく、 日本語フォントの埋め込みや日本語禁則処理に問題があるようです。

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